服に、履歴書をつける
—DPPは、ファッションを誠実にするのか
登壇者:山浦誉史 UPDATER Shift C 法人·ブランドサービス担当
福留聖樹 UPDATER SX プロデューサー
小池直人 株式会社アーチ代表取締役 / デザイナー
もし服に、「履歴書」がついていたら?
どこで作られたのか。
誰が関わったのか。
どんな素材で、どんな過程を経てきたのか。
そして、どう使われ、どう手放されていくのか。
そんな情報が、QRコードやタグからすべて辿れるとしたら。
いま、世界のファッション業界で実装が進み始めている
デジタル製品パスポート(DPP)は、それを現実にしようとしています。
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DPPとは?——基礎知識
Digital Product Passport(デジタル製品パスポート)とは、
製品の「一生」を記録するデジタルの仕組みです。
素材・原産地 → 製造 → 流通 → 使用・修理 → 廃棄・リサイクル
EUでは2027年以降、繊維製品へのDPP導入が進む見込みで、
日本のブランドにとっても無関係ではいられないテーマになりつつあります。
しかし、これは規制への対応という話にとどまりません。
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DPPが変える「信頼の流れ」
DPPの面白さは、ファッションの流通全体に
「信頼が引き継がれていく構造」が生まれることにあります。
1次流通では、
素材・生産背景の確かさが、データとして積み上がっていきます。
2次流通では、
その情報がリユース・リセールの現場へと渡ります。
真贋確認が「目利き」だけに頼らなくなる
素材や背景を服自身が説明できる
修理履歴が価値として扱われる
1次流通で生まれた信頼が、2次流通で生きてくる。
この流れが広がったとき、
ファッションの見え方は大きく変わるはずです。
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プログラム
今回のプログラムは、
DPPの国内実装を牽引するUPDATERが開発した
サプライチェーン情報開示ソリューション「TADORi CHAiN」の詳細説明と、
26AWシーズンの展示会でDPPを実際に活用したARCH&LINEによるリアルな現場レポートをお届けします。
そして、登壇者を中心に、2次流通ビジネスの可能性も視野に入れながら議論を深めるトークセッションを行います。
トークセッションのテーマは
DPPをつけることで商品の信頼性はどう変わるのか、
1次流通から2次流通へとつながるサプライチェーン全体で何が変わりうるのか。
時間(およそ)|内容
19:00|山浦誉史|UPDATERの事業紹介と「TADORi CHAiN」の概要説明
19:20|福留聖樹|「TADORi CHAiN」の詳細
19:40|小池直人|26AWシーズン展示会でのDPP活用レポート
20:00|トークセッション|DPPは流通をどう変えるか
20:30|ネットワーキング
※トークセッションでは、2次流通事業者も交えたディスカッションを予定しています。
※会場からの質問も交えながら進行予定です。
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このイベントならではの視点
DPPは制度や技術の文脈で語られることが多いテーマです。
立場の違うプレイヤーが同じ場に集まり現場に近いところから考えます。
DPPプラットフォーム開発者
ブランド責任者
2次流通のプレイヤー
まだ途中にある問いを持ち寄ります。
当日は、ネットワーキングもあり、実際に導入・運用・流通に関わる当事者同士が直接話せる機会にもなります。
みなさまのご参加お待ちしております。
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登壇者プロフィール
山浦誉史
UPDATER Shift C 法人·ブランドサービス担当
2018年より外資系大手アパレルブランドのサステナビリティ・コーディネーターとして循環型ファッションを含むサステナビリティ関連業務に携わる。特に古着回収サービスやサステナビリティ関連情報窓口、社員研修、各部署の目標達成のサポートなどを中心に担う。2024年7月より株式会社UPDATERに入社し、Shift C事業へ参加。よりサステナブルなファッション消費への行動変容を促すべく、同事業の法人・ブランド担当として「Good Measures」のローカライズ、営業を行う。また、25年10月より「TADORi CHAiN」事業に加わり、当該サービスご利用企業担当者のフォローアップを主に担当する。
福留聖樹
UPDATER SX プロデューサー
斎藤久夫⽒率いる「TUBE」にてファッションのキャリアをスタート。欧州を拠点に活動した後、⽇本のブランドやセレクトショップのディレクターや事業責任者に従事。2021年からUPDATERに参加し、「TADORi CHAiN」などサステナブル事業領域のプロデューサーをつとめる。
小池直人
株式会社アーチ代表取締役 / デザイナー
新潟県出身。エスモード卒業後、(株)ジム、(株)トゥモローランドでメンズデザイナー業務に携わる。その後フリーランスのデザイナーとして多数のアパレルディレクション・リブランディングに携わりながら、2012年、ARCH&LINEをスタート。
https://www.instagram.com/arch_and_line_official/
株式会社アーチ
2012年設立。2020年、気候変動の危機的状況やファッションによる環境汚染問題、ジェンダー問題との繋がりを知り、ものづくりの考え方を見直す。2024年、国内では45社目となる国際認証B Corpを取得。2030年までに100%環境負荷の低い素材への移行を目指し、現在約80%程度達成
※定員に達し次第締め切りとなります。
※録音・録画はご遠慮ください。
※当日は記録・広報用に写真・映像の撮影を行う場合があります。
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アーカイブ配信
後日アーカイブ配信を予定しています。(万が一ですが、実行できない場合がございます。あらかじめご了承ください。)
※リアルタイム配信はありません。
開催概要
| 日 時 | 2026年4月14日(火) トーク 19:00〜 ネットワーキング 20:30~ |
|---|---|
| 会 費 | トーク+ネットワーキング|¥5,000(一般 ¥6,000 ) 本イベントの趣旨に賛同し応援してくださる方向けの応援枠をご用意しております。 |
| 場 所 | HOW’z(ハウズ) 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-31-21 ハラカド3F https://www.shunkado.co.jp/howz/ |
| お申込み | お申し込みはPeatixにて承っております。 |
| 問合せ先 | Peatixがご利用できない場合は、「さすてなぶるファッション®017」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。 contact@fashionstudies.org |
| 主 催 | FashionStudies® |
| 共 催 | ファッションビジネス学会+10Y研究部会 |
| 企 画 | 篠崎友亮(FashionStudies®) |
【FashionStudies®について】
FashionStudies®は、ファッションを社会・芸術・科学・経済・技術など多角的な視点から捉え、ファッションを“知の体系”として学ぶ、実践的な学びのプラットフォームです。
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